嫉妬の渇望
興味も持たれず、誰からも忘れられる人生なんて、生きてても死んでるのと一緒よ。
それなら嫌われ続けた方がよっぽどましだわ。
ああ、嫉妬されたいの。
べつにあの人が欲しい訳ではない。
ただただ、みーんなに、嫉妬されたい。
憎悪とポーカーフェイス
“私、あの時ほんとに毎日がつまらなくて、毎日ほんとに死にたかったな〜〜笑”
笑ってあの女はそう言った。
あなたが死にたいほどつまらなかったあの日に、私はずっとずっとずっと今でもそこにずっといるのよ。私には足りない。この平凡じゃ足りないの。
嘘を付くことに何の罪悪感もないけれど、虚しくて虚しくて空っぽのまま満たされない。
私は誰よりも満たされたくて、誰よりもそれを望んでいるのに、誰よりも私は満たされない。